マンハッタン区議会議員のゲイル・ブリューワー氏は木曜日、アダムス市長の政権に対し、市の大麻取締活動の詳細を記載した四半期報告書の公表を義務付ける法案を提出する予定だ。ブリューワー氏は透明性の欠如を理由にこの措置を進めていると述べている。
法案の提出に先立ちブリューワー氏がデイリーニュースに提供した法案のコピーによると、四半期報告書には、市の保安官事務所とそれに付随する機関が違法喫煙の疑いのある店に対して行ったすべての強制捜査の結果を詳しく記載する必要がある。報告書には、対象となるすべての店の住所も明記する必要がある。
木曜午後の議会定例会議で法案を提出するとみられるブリューワー氏は、ニューヨーク州が2021年に娯楽用大麻を合法化して以来、アッパーウエストサイド地区で大麻販売店が急増している中、アダムス政権が大麻取り締まりデータを求める彼女の要請に応じていないと長年不満を訴えてきた。
「国民は喫煙店の取り締まりがどうなっているのか知りたがっているが、保安官の懸命な努力の成果はどこにも見当たらない」とブリューワー氏はザ・ニュースへの声明で述べた。「これは誰もが入手できるべき情報だ」
市長事務所はコメントの要請にすぐには応じなかった。
アダムス氏は、州議会が市に執行権限の拡大を認めたことを受けて、今年初めにマリファナ販売店を閉鎖する「Operation Padlock to Protect」プログラムを立ち上げた。
市長は水曜日にブロンクスで開いた記者会見でもこの作戦は成功だと宣伝し、記者団に対し、この取り組みによりこれまでに約640軒の違法喫煙店が閉鎖されたと語った。推定では、5つの行政区全体で約3,000軒の違法マリファナ販売店があり、アダムス市長は当初、市に拡大された執行権限が与えられてから30日以内にこれらすべてを閉鎖すると約束したが、後にこの約束を撤回した。
取り締まりが始まって以来浮上している問題は、行政裁判所で南京錠事件を争った後に閉店した店舗が営業を再開していることだ。
水曜日の記者会見で市長は、チームが発見した違法な店舗をすべて閉鎖し続けると誓った。
「我々は、このようなことをしている者たちにこう言っている。我々のほうがあなたたちより洗練されている。我々はあなたたちを見つける。我々はあなたたちを締め出す」と彼は語った。「そして、投獄が必要な場合には、我々は投獄するつもりだ」